NFT関連株が狙い目!急成長のNFT市場に参入する日本企業を紹介

NFT関連株まとめ NFT

NFTの市場は急速に拡大しており、ビジネスや投資の対象としても魅力的であると言えます。

NFTコンテンツへの投資も盛り上がっていますが、この記事ではNFT事業を展開する上場企業の関連銘柄をご紹介します。

NFT関連株

NFTの普及とともに、NFT事業を展開する上場企業も増加してきました。

NFTの成長性を見込んだ投資先として、参考にしてみてください。

ミクシィ

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ミクシィ(2121)は、古くからSNSブログサービス(mixi)を開始し、「モンスターストライク」などのゲーム事業も展開していることで有名です。

NFT事業としては、スポーツチャンネルのDAZN社と共同でスポーツ特化型のNFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS(ダゾーンモーメンツ)」を開設しています。

DAZN MOMENTSは、日本国内で展開するスポーツ特化型NFTマーケットプレイスで、スポーツ選手のスーパープレーやメモリアルシーンの映像をNFTコンテンツとして提供するサービスです。好きなクラブや選手の動画を集め、お気に入りの映像シーンを何度でも楽しむことができます。

ディー・エヌ・エー

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ディー・エヌ・エー(2432)は、プロ野球チームの「横浜DeNAベイスターズ」やスマホゲームの「逆転オセロニア」で有名な企業です。

横浜DeNAベイスターズの映像を扱ったNFTマーケットプレイス「PLAYBACK 9」を2021年11月に開始しました。

PLAYBACK 9は、NFTにより保有証明がなされたデジタルアイテムを購入し、閲覧できるサービスです。試合の名シーンをNFTとして販売しており、獲得したシーンを閲覧したり、集めたシーンを友達に共有することもできます。

メディアドゥ

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メディアドゥ(3678)は、マンガやアニメなどの収集品を対象とするNFTマーケットプレイス「FanTop」を運営しています。

FanTopは、デジタル上のファンアイテムの収集・鑑賞・共有・譲渡・売買をできるNFTマーケットプレイスです。

全国の書店で販売される紙の出版物の特典でNFTアイテムがもらえる「NFTデジタル特典」サービスが、FanTopの大きな特長の一つです。

モバイルファクトリー

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モバイルファクトリー(3912)は、電通とパートナーシップ契約を締結し、エンターテインメント領域やスポーツ領域等におけるファンクラブ、ファンコミュニティを対象にしたNFT事業を開始しました。

NFTマーケットプレイス「ユニマ」およびNFTサービス構築支援プラットフォーム「ユニキス ガレージ」を展開しています。

ユニキス ガレージは、NFTを簡単に生成し、企業サイトで販売できるNFTサービス構築支援プラットフォームです。ユニキス ガレージで生成したNFTをギャラリーに展示することやゲームへの組み込みも可能です。

「ユニマ」とは、ユニキス ガレージで生成したNFTを販売することができるNFTマーケットプレイスです。売買に暗号資産を必要とせず、日本円で決済が可能です。

Zホールディングス

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Zホールディングス(4689)は、LINE、ヤフーの運営会社であり、ソフトバンクグループの傘下企業です。総合マーケットプレイス「LINE NFT」を2022年4月に開設しました。

吉本興業やテレビ朝日、プロバスケットボールリーグの「Bリーグ」、スクウェア・エニックスなど17コンテンツと提携し、100種類以上のNFTを順次販売することとしています。

ヤフオクでもNFTの取り扱いを予定しており、LINE社が自社開発したブロックチェーン「LINE Blockchain」を採用しています。

楽天グループ

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楽天グループ(4755)は、NFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」 を2022年2月に提供開始しました。

Rakuten NFTは、自社開発のブロックチェーンを利用し、スポーツや音楽・アニメをはじめとするエンターテインメントなど様々な分野におけるNFTを、ユーザーが購入したり、個人間で売買したりすることができるマーケットプレイスを展開しています。

決済には楽天IDを使用でき、楽天ポイントを貯めたり、使ったりすることも可能です。購入したNFTは、Rakuten NFTのマイページにコレクションすることができ、出品や販売もできます。

2023年以降、個人によるNFTコンテンツの発行および販売ができるサービスの提供や、国内外のIPホルダーが保有するNFTの発行およびグローバルを含むマーケットへの展開、決済方法の多様化を推進していく予定です。

SBIホールディングス

SBIホールディングスのイメージ

SBIホールディングス(8473)は、公認アーティスト及び提携しているコンテンツ事業者が、デジタルアート、音楽、写真、ゲームキャラクター、チケットなどのNFTを販売することができる「SBINFT Market」を運営しています。

また、それらNFTを一般利用者が購入し、二次流通機能により個人間で取引を行うこともできます。決済方法には、暗号資産(Ethereum及びPolygon)やクレジットカード決済が利用可能です。

マネックスグループ

マネックスグループのイメージ

マネックスグループ(8698)は、投資サービスを展開するマネックス証券株式会社などが有名です。傘下である仮想通貨大手のコインチェックが、NFTマーケットプレイス「miime(ミーム)」を運営しています。

miime(ミーム)は、NFTゲームやデジタルアートジャンルにおける、9つのプロジェクトのNFTを取引できます。

国内発のNFTゲームであるCrypto SpellsやThe Sandbox、Sorareなどを取り扱っており、イーサリアムや日本円での決済が可能です。

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GMO

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GMO(9449)は、IT関連事業を展開する企業で、複数のグループ会社を運営しています。

GMOインターネットグループ傘下のGMOアダム株式会社が、NFTマーケットプレイス「Adam by GMO」を開設しました。アート、マンガ、イラスト、動画などのNFTを取り扱っており、坂本龍一やYouTuberのヒカルなどが参加しています。

Adam byGMOでは購入したNFTコンテンツを、再びAdam byGMO内で出品(二次販売)することができ、二次販売が成立した場合、その売り上げの一部(コンテンツごとにロイヤリティとして設定されたパーセンテージ分)がクリエイターに還元される魅力的な仕組みも特徴です。

NFT関連株の将来性と問題点

結論から言うと、NFT関連株の将来は明るいと考えます。

NFTは、アート作品とゲーム関連がその多くを占めていますが、通信の高速・大容量化を背景に音楽、映像、メタバース関連など、さまざまな分野で市場の拡大が予想されます。

また、2020年にわずか9,490万ドルだったNFTの市場規模は、この一年で米国を中心に急成長を遂げ、2021年には約250億ドルに拡大しました。今後は年率33%超の成長スピードを維持し、2022年に約350億ドル、2025年までに約800億ドル、2030年には約3,500億ドルに迫ることが予測されています。

ただし、NFTには課題や問題点もあります。「ガス代」と呼ばれるブロックチェーンの高い手数料です。

世界で最も多く利用されているイーサリアムは特にガス代が高く、購入者の負担となっています。このため、日本でNFT事業をはじめるにあたり、 ミクシィやメディアドゥ、SBIホールディングスのように、イーサリアム以外のブロックチェーン「Flow」や「Polygon」を採用する動きや、楽天グループやZホールディングス傘下のLINEのように、自社でブロックチェーンを開発する動きが目立っています。

なお、このガス代については、あくまで仮想通貨での取引を行う際に発生するものなので、日本円で決済が可能な場合はガス代がかかりません。

日本円で取引ができるNFTマーケットプレイスについては、別の記事でまとめています。

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