LINEが今話題のNFT取引所（NFTマーケットプレイス）である「LINE NFT」をリリースしています。
NFTは、現状であまり世間に浸透しておらず、始め方や買い方がわからないという声が多いです。
LINE NFTは、LINEアカウントさえ持っていれば気軽に始められることが大きな特徴です。
この記事では、LINE NFTの始め方や特徴をわかりやすく解説します。
LINE NFTの始め方
LINE NFTは、NFTマーケットプレイスの中でも手軽に始められることが特徴です。
早速、その具体的な手順を解説していきます。
LINE NFTアカウントを作成
LINE NFTのアカウントは、LINEのアカウントがあればすぐに作成できます。
普段LINEを使用しているスマホでLINE NFTの公式サイトを開き、そこからLINEアカウントにログインして登録を完了しましょう。
LINE BITMAX Walletを作成
購入したNFTは、LINE NFTのアカウント開設時に作成される「LINE BITMAX Wallet」にて保管されます。
LINE BITMAX Walletは、LINEアカウントにひも付いています。そのため、友だちのウォレットアドレスを知らない場合や、友だちがLINE BITMAX Walletを開設していない場合でも、日本のLINEアカウントを持つ友だちであれば、手軽にデジタルアセット（NFT）を送付することができます。
LINE PayまたはLINE BITMAXの登録
LINE NFTでNFT商品を購入するには、「LINE Pay」または「LINE BITMAX」に登録する必要があります。
日本円でNFT商品を購入したい場合は、下記の手順でLINE Payのアカウントを作成します。
- LINEアプリのウォレットのタブから「今すぐLINE Payをはじめる」をタップする。
- 規約に同意して「新規登録」をタップする。
- パスワードを設定して完了する。
- 本人確認を行う。
暗号資産（仮想通貨）でNFT商品を購入したい場合は、下記の手順でLINEの暗号資産取引サービスLINE BITMAXの登録を行います。
- LINE ＞ ウォレットタブ ＞LINE BITMAXに進み、画面に従い口座開設を行う。
- 本人確認を行う。
欲しいNFTを探して購入
LINE NFTでNFTを購入する方法は、「ストア」と「マーケット」の２種類があります。
ストアでは、クリエイターから直接NFTを購入できます。ストアのNFTは下記のカテゴリーに分類されています。
- 販売中
現在販売中のNFT一覧をチェックできます。各NFTには販売期間があり、販売期間が終了するとストアでは購入できなくなります。販売期間が終了したNFTは、マーケットから二次流通で手に入れられる可能性があります。 - Upcoming
これから販売されるNFTの内容や販売開始日時を確認することができます。UpcomingのNFTにはベルのマークがついており、販売が始まると、販売開始通知を受け取るように設定することができます。注目度の高いNFTは即完売することもあるので、この通知機能を活用しましょう。 - ブランド
アーティストやキャラクターなどブランドごとにNFTをチェックできます。
マーケットでは、他のユーザーが出品したNFTを購入することができます。
ストアで販売期間が終了したNFTは、マーケットで購入できる可能性があります。
LINE NFTの特徴
LINE NFTの特徴は、手軽にNFTを購入することができるほか、LINEと連動した独自のサービスがあります。
日本円（LINE Pay）でNFTを購入できる
NFTの取引は、イーサリアムなどの仮想通貨で行われることが多いです。
LINE NFTではLINE Payを利用した日本円での購入が可能です。
この日本円で購入ができるという点は、仮想通貨でNFTの取引をする場合と比較して下記のようなデメリットを避けることができます。
- 仮想通貨でNFTを取引する場合、仮想通貨取引所への登録や仮想通貨ウォレットの作成などが必要
- 仮想通貨の取引にはガス代と呼ばれる手数料が発生
- 所有する仮想通貨の価格下落リスク
- 所有する仮想通貨の価格上昇時の税金計算
エアドロップNFT（無料の配布NFT）がもらえる
エアドロップ（Airdrop）とは、NFTを無料で配布する機能を指し、NFTをユーザーにプレゼントするという意味から「Giveaway（ギブアウェイ）」とも呼ばれています。海外のNFT市場では、NFT潜在層ユーザーへのアプローチや新規ユーザーの呼び込みを目的に、NFTマーケティングに多く利用されています。
ライブやコンサートなどのイベント来場者へのNFT配布やSNSを用いた各種キャンペーンなどでのNFT配布がされています。
エアドロップNFTは、エアドロップNFT受取用のQRコードを読み取り、LINE NFTアカウントを開設すれば受け取ることができます。
LINEの友達にNFTを送ることができる
LINE NFTには、NFTとLINEスタンプがセットになった「LINEスタンプ付きNFT」という商品があります。
LINEスタンプ付きNFTを保有している間は、LINEアプリより「NFT限定LINEスタンプ」をダウンロードし使用することができます。
通常のNFTと同様、マーケットに出品し販売することも可能（一部不可）です。
出品すると、ダウンロードした「NFT限定LINEスタンプ」も利用できなくなります。
対象のNFTは、LINE NFTのトップページから購入できます。
個人のNFT作品を出品することはできない
LINE NFTでは、個人が作成したNFT作品を出品することができません。
運営側が発行団体や企業でなければNFTを出品することができないため、自分で作成したNFTを出品したいという人は、注意が必要です。
LINE NFTに限らず、個人が作成したNFTを出品することができるNFTマーケットプレイスは少数です。
もし自分で作成したNFTを出品してみたいという方は、NFTマーケットプレイスの最大手「Opensea」の利用をおすすめします。
NFTの転売（二次流通）で稼ぐことができる
個人が作成したNFTを出品することができないのであれば、LINE NFTで稼ぐことはできないの？と思われるかもしれません。
LINE NFTではクリエイターが出品したNFTを購入した後、これを転売（二次流通）することが可能です。
自分が購入した価格よりも高く転売することができれば、LINE NFTで稼ぐことができます。
様々なジャンルのNFTを取り扱っている
LINE NFTでは、アート、キャラクター、ゲーム、ミュージック、スポーツ、有名人などの様々なジャンルのNFTを取り扱っています。
中でも、LINE NFT独自のジャンル「LINEスタンプ付きNFT」は、他のマーケットプレイスでは手に入れることのできない商品です。
プロフィールNFTを設定できる
「プロフィールNFT」のマークがついているNFTは、LINE NFTやLINEのプロフィールアイコンに設定することができます。
設定したプロフィールNFTには、プロフィールアイコンの横に「NFT」バッジが表示されるようになります。
プロフィールNFTの設定手順については下記のとおりです。
- プロフィールNFTを購入する。
- LINE NFTのプロフィール画面に進む。
- プロフィール編集の鉛筆のマークをタップする。
- 表示されたNFTを選択すると、LINE NFTのプロフィールアイコンとして設定することができる。
- 「LINEプロフィールに設定」にチェックを入れると、LINEのプロフィールアイコンにも反映される。
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