HEXAは日本のNFTマーケットプレイスで、初心者でも比較的簡単にNFTの作成や販売ができることができます。
主にイラスト・写真・ツイートなどをNFTにして出品することができ、日本円での取引が可能です。
この記事では、HEXAの特徴や問題点について簡潔に解説していきます。
特徴
日本円で決済できる
NFTマーケットプレイスの多くは暗号資産での取引が主要ですが、HEXAは日本円やクレジットカードでの決済に対応しています。
暗号資産の購入や保管するためのウォレットの作成などが必要ないため、NFT購入までのハードルが低い点は魅力の一つです。
ちなみに、XYM・ETH・MATICなどの暗号資産での取引も可能となっています。
Twitterアカウントで簡単に利用開始
HEXAは「Twitterアカウント」からログインすることによってすぐに利用開始できます。
HEXA公式サイトの右上に表示されている「人型のアイコン」から「ログイン」のボタンをクリックし、「連携アプリを認証」のボタンをクリックするだけで完了です。
メタバースの土地や家を所有できる
HEXAメタバースでは土地や部屋を所有することができ、土地に住んだり建設作品を設置して街づくりが可能になります。
メタバース上の住民票NFTを持つユーザーは自分の家に友人を招いたりNFTアートを飾ることも可能です。
NFTの作成や転売ができる
他のNFTゲームなどで使用される武器やアバターなどは、サービス運営側が作成・販売を行うものがほとんどです。
しかし、HEXAメタバースで使えるアバターやエリアなどのNFTは、ユーザーが自作したものを販売することができ、転売も可能です。
様々な稼ぎ方がある
HEXAでは1ヶ月で100万円以上のNFT販売を行っているユーザーが多数存在しています。
HEXAで販売されているNFTはアートだけではなく、ポッドキャストのバックナンバーなどの音声、過去のメールマガジンのバックナンバーなどの記事データ、オンラインサロンの参加券など様々です。
また、HEXAにはNFTが転売されるたびに販売額の数%がクリエイターに還元されるロイヤリティ機能があるため、これにより継続的な収入を得ることも可能です。
袋とじNFTがある
ヘキサ(HEXA)には袋とじNFTといった特徴的な機能があります。
袋とじNFTとは、NFTの保有者だけが見れる、メッセージや画像を入れた袋とじ・トレカ型のNFTを発行することができる機能のことです。
問題点
ここからはHEXAの問題点について解説します。
利用者数が少ない
HEXAのサービスは始まって間もないため、利用者がまだ少なく購入できるNFTも他のNFTマーケットプレイスと比較して多くありません。
それでもNFT市場は今後急速に拡大することが予想されているため、利用しやすいHEXAでまずは一度NFTにふれておくという選択肢もあります。
手数料が高め
ヘキサ(HEXA)でNFTを販売する場合、販売価格の20%から30%の手数料がかかります。
他のNFTマーケットプレイス利用時でも一定の手数料はかかりますが、比較的高い印象です。
海外向けの販売が厳しい
ヘキサは日本人ユーザーが多いため、海外ユーザーに向けた販売には向きません。
もともとヘキサ(HEXA)と海外の最大級NFTマーケットプレイスであるOpen Seaを連携することができましたが、2022年5月からOpen Sea側からのサービス運営上の理由で連携が停止されました。
海外に向けたNFT販売したい場合は他のNFTマーケットプレイスも検討しましょう。
まとめ
この記事ではHEXAの特徴と問題点について解説しました。
特に重要なポイントをまとめると、次のとおりです。
- 日本円での取引が可能
- Twitterと連携ですぐに始められる
- メタバース空間で土地や家を所有でき、NFTの作成・販売も可能
- 取引手数料が高め
結論として、HEXAは比較的簡単にNFTやメタバースに触れることができるため、初心者におすすめですが、取引時の手数料だけは気をつけて利用するよう注意が必要です。
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